女王蜂だけが食べられる特別食

ローヤルゼリーは生後2~3週間の若い働きバチのメスだけが作ることができるものです。若い働きバチは花粉やはちみつを食べて体内で分解・合成し、ローヤルゼリーとして分泌します。
働きバチも女王バチも、卵の段階では同じメスの個体です。しかし、孵化後にローヤルゼリーだけを食べ続ける女王蜂は、体長が働きバチの約 2 ~ 3 倍、寿命が約 30 ~ 40 倍になります。また、女王蜂は一日約2000個の卵を生涯産み続けるという並外れたエネルギーを持っています。ローヤルゼリーは、働きバチと同じ卵を体型や能力が突出した女王バチに変える特別食なのです。